Tokio KuniyoshiTokio Kuniyoshi
REGION FREE
沖縄とニューヨークという多様性に富む土地に根差した文化や歴史を、
写真表現の拡張とメディアとしての再解釈を通して、
自然や都市のエネルギーを繋げ、交差させます。
ニューヨークの風景や人々を、世界初の試みとして
琉球石灰岩や沖縄の月桃紙にプリントした作品や、
沖縄の伝統的な紋様「ミンサー」にレイアウトした写真を通して、
自身や友人との生活をドキュメンタリーとして表現した作品など、
数百枚を超える写真が展示されています。
展示会場
ホテル アンテルーム 那覇 沖縄県那覇市前島3-27-11
ARTIST
Tokio Kuniyoshi
沖縄県那覇市出身。ニューヨーク在住。
2002年に渡米し、サンフランシスコで4年間写真を学ぶ。
2006年、新しい可能性を求めニューヨークに移住。
2008年にアーティストビザを取得し、ニューヨークで自身の会社「shootinglife LLC」を設立。
2009年には仲間と共にニューヨークのロングアイランドシティに自身の写真スタジオを立ち上げる。
主に人物を撮影する仕事を中心に活動する一方、写真を始めた頃からファインアートフォトグラフィの展示にも力を入れており、国内外で多くの展示を行い、コンペティションで数々の賞も受賞している。
2014年からは、平面の写真表現を超え、写真を媒体としたインスタレーションや実験的な作品表現に挑戦。
フィルムと暗室の時代から写真を始め、デジタル写真へと移行した時代を生き抜いた経験を活かし、
アナログとデジタルの両方を取り入れ融合させた作品を多く生み出している。
生まれ育った沖縄のバックボーンが持つ鮮やかな色彩感覚、ゆいまーる精神、ゆるさとお酒の文化に加え、
サンフランシスコとニューヨークの都会的な感性とダイバーシティを融合させた独自のスタイルを確立。
沖縄のチャンブルー精神に根ざし、一つのことに縛られず、
異なる要素を混ぜ合わせることで新たな可能性を探求している。