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1月20日(土)

【終了】アーティストトーク 金サジ「はたむんとからだはいま」

時間 14:30~
【終了】アーティストトーク 金サジ「はたむんとからだはいま」

日時:2024年1月20日(土)14:30-16:00
場所:大宜味村立旧塩屋小学校・体育館
料金:無料 ※ただし、やんばるアートフェスティバル会場入場料が別途必要

 

登壇:
金サジ(写真家)
畑中英二(京都市立芸術大学 教授/総合芸術学専攻) 金島隆弘(金沢美術工芸大学 准教授/美術科芸術学専攻)

 

2023年秋、「芭蕉布の里」として知られる大宜味村・喜如嘉に長期間滞在しながら作品を撮影した写真家・金サジさんに登壇いただくトークイベント。過去から現在へ、芭蕉布を通じた人と人との関係性をテーマとした作品づくりのきっかけや、4年ぶりに開催された喜如嘉地区の豊年祭「喜如嘉まつり」に向けて準備する住民たちと過ごした3週間に及ぶ期間のエピソードなどをお話いただきます。聞き手として、考古学の手法を用いて工芸史を研究する畑中英二さん(京都市立芸術大学 教授)、東アジアの現代美術や工芸を含む文化的エコシステムにおける協働、プロデュース、キュレーションの実践的研究をおこなう金島隆弘さん(金沢美術工芸大学 准教授)にも登壇いただきます。

 

金サジ Kim Sajik
自身のコリアンディアスポラの身体的、精神的アイデンティティの「揺らぎ」をきっかけとして活動をはじめる。 写真家として活動しながら、活動の一環として、韓国舞踊家、金一志の下に師事。 韓国伝統芸能を学びながら、ディアスポラに代々継承されていく歴史・民族精神のトラウマから生まれる新たな可能性を探っている。 現在、ロシアのサハリンのリサーチを日本サハリン協会等の協力を得ながら継続中。 株式会社赤々舎から写真集「物語」を出版。 2016年度キヤノン写真新世紀グランプリ、令和3年度京都府文化賞奨励賞受賞。

 

畑中英二 Eiji Hatanaka
京都市立芸術大学教授。1967年京都市生まれ。考古学の手法を用いて工芸史(とりわけ桃山時代の陶磁器)を研究しつつ、戦国時代の城郭や忍者も守備範囲にしている。文化遺産の保護と活用にも注力しており、社会やアートとのより良い関係を模索している。著書に『信楽焼の考古学的研究』『何で信長はお城を建てたの?』『ここまでわかった甲賀忍者』『岡本太郎、信楽へ』など

 

金島隆弘 Takahiro Kaneshima
東アジアの現代美術や工芸を含む文化的エコシステムにおける協働、プロデュース、キュレーションの実践的研究を行う。横浜、北京、台北、成都、京都など、東アジア地域でのアートプロジェクトや展覧会、交流事業、調査研究などを手がけた他、「アートフェア東京」エグゼクティブディレクター(11-15年)、「アート北京」アートディレクター(16-17年)、「アートコラボレーションキョウト」プログラムディレクター(21年)を歴任。2002年慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程、2023年京都市立芸術大学大学院美術研究科芸術学博士後期課程修了。修士(政策・メディア)・博士(美術)。1977年東京生まれ、2023年より金沢美術工芸大学美術科芸術学専攻准教授。

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